セキュリティ 2025.03.13
2024.06.03
UTM
セキュリティ
ネットワーク構築

UTMとは、複数のセキュリティ機能を一つのハードウェアに集約した製品を指します。
UTMという言葉は「Unified Threat Management:さまざまなセキュリティリスクを統合的に管理する手法」を略したものですが、セキュリティ製品の名称として用いられることが一般的です。
UTMには、ファイアウォールやアンチウイルス、Webフィルタリング、アンチスパムなどの機能が搭載されています。
UTMのメリットは、年々多様化、巧妙化するサイバー攻撃に、一つの機器でまとめて対処できることです。
また、脅威に合わせて個別にセキュリティ機器を導入・運用する必要がないため、初期費用やランニングコストの削減にもつながるでしょう。
関連記事:UTM(統合脅威管理)とは?概要や主な機能、導入事例を解説
ルーターとは、パソコンやスマホといった端末をインターネットなど外部のネットワークに接続するためのネットワーク機器です。
インターネットを利用するときは、一般的にモデムまたはONUとともに、ルーターを使用します。
ルーターには、端末をLANケーブルで接続する有線接続と、LANケーブルを使用しない無線接続の2つの接続方法があります。
また機器の種類は、一定の場所で使用する「据え置きルーター」と、屋外でも使用できる「モバイルルーター」の2タイプに分けられ、用途に応じて使い分けることが可能です。
ルーターの役割はあくまでも端末を外部ネットワークに接続することなので、セキュリティ管理を担うUTMとは根本的な仕組みが異なります。
そのため、高いセキュリティレベルを維持しつつネットワーク環境を構築するには、どちらか一方を導入するのではなく両者の機能が必要になるでしょう。
ルーターは、社内ネットワーク(LAN)と外部のネットワークをつなぐ役割を担っているため、UTMをその直下に置くことで不正アクセスに対応できるようになります。
この方法はブリッジモードと呼ばれ、既存のネットワーク構成を変える必要がないので、設定が簡単に行えるのが利点です。
多くのUTMにはレポート機能があり、不正アクセスやログを確認することができるため、セキュリティ事故が起きた場合の原因究明にも役立ちます。
UTM機能が搭載されたルーターを設置する場合は、上の図のルーターの位置に機器を単体で設置します。
この場合はUTMをルーターとして使用するため、前述のブリッジモードからルーターモードに変更して設置するのが一般的です。
ただし、一台で両方の役割をこなすため、接続台数や製品の性能によってはパフォーマンスが悪くなる可能性があります。導入の際は、自社の要件に適したスペックかどうかを確認しましょう。
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UTMとルーターを設置する際には、負荷や障害の可能性を考え、適切な環境を整える必要があります。
また、多機能すぎる機器を選ぶと、十分に使いこなせないケースも少なくありません。自社の状況と照らし合わせて製品やサービスを選ぶことが大切です。
ここでは、UTMとルーターを設置する際の注意点を2点紹介します。
UTMとルーターは、どちらもネットワークの出入口に設置する機器ですが、複数のセキュリティ機能を持つUTMと、ネットワークと端末を接続するための機器であるルーターでは、その役割が大きく異なります。
両方の機能を併せ持つ製品もあるため、導入の際は自社の要件にあわせて選ぶことが大切です。
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